home 5GとSoftBank Airの月額差はわずか88円(home 5Gが5,280円・Airが5,368円)で、24ヶ月使っても差額は2,112円にしかなりません。この2つは料金ではなく、①スマホのキャリア(ドコモならhome 5G、ソフトバンク・ワイモバイルならAir)と、②端末分割の長さ(home 5Gは36ヶ月型・Airは48回型でAirの縛りが実質1年長い)で選ぶのが正解です。

この記事では、共通点と違いを表で整理し、スマホ別の答えと短期利用時の残債リスクまで示します。各サービスの詳細はhome 5Gの総合ガイドSoftBank Airの総合ガイドにまとめています。

home 5GとSoftBank Airは何が同じなのか

どちらもコンセントに挿すだけで使えるホームルーターで、開通工事が不要です。光回線のような立ち会い工事や開通待ちがなく、端末が届いたその日からネットが使えます。

仕組み上の共通点も多く、実は「ほぼ同じ商品」です。

  • 端末価格は両方71,280円で、分割と同額の割引により実質無料になる
  • 契約した住所でしか使えない「登録住所制」で、無断で持ち出して使えない
  • モバイル回線の電波を使うため、エリアや建物の条件で速度が変わる
  • 契約から8日以内なら初期契約解除制度で解約できる

つまり「工事不要・住所固定・実質無料の端末・電波依存」という骨格は完全に共通です。光回線が引けない物件や、開通工事を待てない引っ越し直後の用途に向く点も同じで、商品性そのもので優劣はつきません。差がつくのは次の4点だけです。

月額・セット割・分割期間はどう違うのか

違いを表にまとめます。

項目ドコモ home 5GSoftBank Air
月額5,280円5,368円(端末購入48回なら24ヶ月目まで4,950円)
端末代71,280円(月々サポートで実質無料)71,280円(月月割1,485円×48回で実質無料)
分割の長さ36ヶ月想定48回(完済まで4年)
セット割ドコモ 月1,100円(550〜1,210円)ソフトバンク 月1,100円/ワイモバイル 月1,650円
事務手数料4,950円(オンラインショップで無料)4,950円(無料化の手段なし)

月額の素の差は88円で、誤差の範囲です。Airは端末を48回購入にすると24ヶ月目まで4,950円に下がるため、最初の2年だけ見ればAirのほうが安くなる局面もあります。

ただし実質無料の「完済」までの期間が大きく違います。home 5Gは36ヶ月想定なのに対し、Airは48回・4年です。なおキャッシュバックは窓口・時期により変動します。

スマホのキャリア別にどちらを選ぶべきか

ドコモユーザーはhome 5G一択です。セット割で月1,100円(プランにより550〜1,210円)が引かれ、24ヶ月で26,400円の差になります。事務手数料もドコモオンラインショップ経由なら無料です。

ソフトバンクユーザーはAirでおうち割により月1,100円、ワイモバイルユーザーは月1,650円の割引です。特にワイモバイルは24ヶ月で39,600円となり、88円の月額差を完全に吹き飛ばします。

楽天モバイルや格安SIMのユーザーは、どちらを選んでもセット割が効きません。その場合は登録住所の縛りがないWiMAX(GMOとくとくBBで月4,807円)が対抗馬になります。home 5Gより月473円安く、引っ越しても手続きなしで使い続けられます。自分の条件での総額は実質料金シミュレーターで確認できます。

1年でやめた場合、残債はいくら違うのか

短期解約で差が出るのが分割の構造です。どちらも解約金は問題になりませんが、途中解約すると実質無料を支えていた割引が止まり、端末の残りの分割分が残債として請求されます。「実質無料」は最後まで使い切って初めて成立する仕組みです。

home 5Gは71,280円÷36回で月1,980円の分割です。1年(12ヶ月)で解約すると残り24回分、47,520円が残ります。

Airは月月割1,485円×48回の構造です。1年で解約すると残り36回分、53,460円が残り、home 5Gより5,940円多くなります。同じ「実質無料」でも、Airは完済まで4年かかるぶん、途中でやめたときの負担が重い設計です。

利用期間が読めない人ほど、分割が1年短いhome 5Gのほうが出口の損失を抑えられます。逆に4年以上同じ住所で使う前提なら、この差は消えます。

この記事のまとめ

  • 月額差は88円(home 5G 5,280円・Air 5,368円)で、24ヶ月でも2,112円。料金では決まらない
  • ドコモならhome 5G(割引月1,100円)、ソフトバンクならAir(月1,100円)、ワイモバイルならAir(月1,650円)が正解
  • 楽天・格安SIMならセット割が効かないため、住所自由のWiMAX(月4,807円)が対抗馬
  • 端末71,280円は両方実質無料だが、home 5Gは36ヶ月型・Airは48回型で、Airの縛りが実質1年長い
  • 1年で解約した場合の残債はhome 5Gが47,520円、Airが53,460円で、短期利用ならhome 5Gが有利