ドコモのスマホなら回線は実質2択だった。ドコモ光とhome 5Gの分かれ目
ドコモのスマホを使っているなら、選ぶべき自宅回線はドコモ光かhome 5Gの2択です。スマホ料金が毎月1,100円安くなる「ドコモのセット割」が適用されるのは、この2つだけだからです。工事ができる住まいならドコモ光、工事ができない・開通を待てないならhome 5Gが正解です。
この記事では、なぜ2択になるのか、そして2つの分かれ目がどこにあるのかを順番に解説します。
なぜドコモユーザーは他の回線を選ぶと損をするのか
ドコモのスマホとセットで割引が受けられる自宅回線は、ドコモ光とhome 5Gの2つだけです。他社の光回線やホームルーターには、ドコモのスマホ料金を割り引く仕組みが存在しません。auやソフトバンクのユーザーが自社系列の回線で受けられる割引に相当するものを、ドコモユーザーが他社回線で受けることは不可能です。
セット割の金額は1回線あたり月1,100円です。2年間で計算すると、1,100円×24ヶ月=26,400円になります。他社回線を選んだ瞬間、この26,400円がまるごと消えます。月額料金の安さに見えても、セット割を失った分を含めた実質負担で比べると逆転するケースが多いのはこのためです。
さらにセット割は契約者本人だけでなく、家族のドコモ回線にも適用されます。対象回線の数だけ割引総額は倍増するため、家族でドコモを使っている世帯ほど差は大きくなります。各キャリアの割引条件はスマホセット割の早見表で比較できます。
ドコモ光とhome 5Gはどう違うのか
2つの違いを表で整理します。料金はすべて税込です。
| 項目 | ドコモ光(1ギガ タイプA) | home 5G |
|---|---|---|
| 月額料金 | マンション4,400円/戸建5,720円(2年契約) | 5,280円 |
| 回線方式 | 光ファイバー | モバイル回線 |
| 工事 | あり(28,600円→実質0円特典) | 不要 |
| 安定性 | 高い | 電波状況に左右される |
| 事務手数料 | 4,950円 | 4,950円(オンラインショップ購入なら無料) |
| セット割 | 月1,100円 | 月1,100円(プランにより550〜1,210円) |
ドコモ光は光ファイバーを自宅まで引き込む固定回線です。速度と安定性に優れ、利用が集中する夜間でも品質が落ちにくいのが強みです。新規工事料28,600円は、dポイントの24ヶ月分割還元によって実質0円になります。
home 5Gはコンセントに挿すだけで使えるホームルーターです。公称下り最大4.2Gbpsで、工事が不要なため申し込み後すぐに使い始められます。端末HR02の代金71,280円は、月々サポートの割引で実質無料です。home 5G以外の機種も検討したい人はホームルーター3機種の違いを参照してください。
どちらを選ぶべきかはどこで分かれるのか
分かれ目は4つあります。
1つ目は工事の可否です。賃貸で大家の許可が下りない、建物に光回線の設備を引き込めないといった場合は、工事不要のhome 5G一択になります。持ち家や工事可能な物件ならドコモ光を選べます。
2つ目は開通までの時間です。ドコモ光は申し込みから開通まで工事日を待つ必要があります。引っ越し直後など今すぐインターネットが必要な状況では、届いたその日に使えるhome 5Gが有利です。先にhome 5Gで生活を立ち上げてから、腰を据えて光回線を検討するという順番も成立します。
3つ目は用途です。オンラインゲームやリモート会議のように、遅延の少なさと安定性が求められる用途には光ファイバーのドコモ光が向きます。home 5Gはモバイル回線のため、設置場所の電波状況や回線の混雑に通信品質が左右されます。
4つ目は引っ越しの頻度です。home 5Gは登録住所の変更手続きだけで移転でき、工事の立ち会いも要りません。転勤や引っ越しが多い人にはhome 5Gが合理的です。ただし登録した住所以外での利用は原則できない点に注意してください。
申し込み前に確認すべきことは何か
確認すべきポイントは3つです。
1つ目はドコモ光のプロバイダタイプです。ドコモ光にはタイプAとタイプBがあり、どちらも月額料金にプロバイダ料が含まれています。本記事に記載した月額4,400円/5,720円はタイプAの料金のため、申し込み時にどちらのタイプのプロバイダかを必ず確認します。
2つ目はhome 5Gの住所登録です。home 5Gは登録住所での利用が原則のため、設置する住所を正確に登録する必要があります。事務手数料4,950円は、ドコモオンラインショップで購入すれば無料になります。
3つ目はキャッシュバックです。キャッシュバックの金額や条件は申し込み窓口・時期により変動します。同じドコモ光でも申し込む窓口によって受け取れる特典が変わるため、月額料金だけで判断せず、申し込み前に必ず最新の条件を確認してください。セット割やキャッシュバックを含めた2年間の総額は実質料金シミュレーターで比較できます。
スマホがahamoの場合はどうなるのか
この記事の「2択」はギガプラン(eximo等)のユーザーの話です。ahamoはドコモ光セット割の対象外のため、ahamoユーザーには専用のahamo光(2年定期契約でマンション3,630円)が候補になります。詳しくはahamo光とドコモ光の分かれ目で解説しています。
この記事のまとめ
- ドコモのセット割(月1,100円)が使えるのはドコモ光とhome 5Gの2つだけ
- 他社回線を選ぶと2年で26,400円分のセット割が消える(家族の回線数だけ倍増)
- 工事できる住まいで安定性を重視するならドコモ光(タイプA マンション4,400円/戸建5,720円)
- 工事不可・すぐ使いたい・引っ越しが多いならhome 5G(月5,280円)
- 事務手数料4,950円は、home 5Gならドコモオンラインショップ購入で無料になる
よくある質問
ドコモユーザーにおすすめの光回線はどれですか?
ドコモ光の一択です。ドコモスマホとのセット割(月1,100円)が適用される光回線はドコモ光だけです。工事ができない住まいの場合は、同じくセット割対象のホームルーター「home 5G」が代替になります。他社回線にドコモのセット割はありません。
ドコモ光とhome 5Gはどちらが速くて安定しますか?
安定性はドコモ光が上です。光ファイバーは時間帯や電波状況の影響を受けにくいためです。home 5Gは公称下り最大4.2Gbpsですが、モバイル回線のため実際の速度は設置場所の電波状況に左右されます。オンラインゲームやリモート会議が多いならドコモ光を選びます。
home 5Gは引っ越し先でも使えますか?
住所変更の手続きをすれば使えます。home 5Gは登録した住所での利用が原則で、無断で別の住所に持ち運んで使うことはできません。引っ越しの際にドコモで登録住所を変更すれば、工事不要のままそのまま利用を続けられます。
ドコモ光の工事費はいくらかかりますか?
新規工事料は28,600円ですが、実質0円になる特典があります。工事費相当のdポイントが24ヶ月の分割で還元される仕組みです。別途、契約事務手数料4,950円が必要です。home 5Gは工事自体が不要で、事務手数料もドコモオンラインショップ購入なら無料です。