ネット契約は「①住まいの確認→②スマホの確認→③候補を1つに絞る→④WEB申込→⑤工事(または端末受取)→⑥Wi-Fi設定」の6ステップで完了します。この順番どおりに進めれば、知識がゼロでも迷いません。

「比較サイトを見ても専門用語だらけで閉じてしまった」という人ほど、まず全体の流れを押さえるのが近道です。この記事では、各ステップでやることを1つずつ順番に解説します。

ステップやること所要時間の目安
① 住まいの確認持ち家/賃貸、工事の可否を確認5分
② スマホの確認自分のキャリアとセット割を確認5分
③ 候補を絞る実質料金で1社に決める30分
④ WEB申込公式サイトから申し込む15分
⑤ 工事/端末受取開通工事に立ち会う1〜2時間
⑥ Wi-Fi設定ルーターを設置して接続15分

ステップ①:なぜ最初に「住まい」を確認するのか

回線選びの選択肢は、住まいの条件でほぼ決まります。だから料金比較より先に、自分の住まいを確認するのが正解です。一人暮らし・引っ越し直後など状況ごとの結論を先に知りたい人は状況別のネット回線の選び方から入るのが早道です。

確認するのは3点です。持ち家か賃貸か、マンションか戸建てか、そして開通工事ができるかどうか。賃貸で新たに工事が必要な場合は、大家さんや管理会社の許可が必要になります。

マンションにすでに回線設備が入っていれば、大がかりな工事なしで使えるケースが多くなります。工事の許可が下りない場合や引っ越しが多い場合は、コンセントに挿すだけで使えるホームルーターという選択肢があります。ホームルーターとは、工事不要でスマホと同じ電波を使ってWi-Fiを飛ばす据え置き型の機器のことです。

ステップ②:スマホのキャリアで安い回線が決まる

次に確認するのは、自分が使っているスマホのキャリアです。多くの光回線には「セット割」があり、スマホと回線を同じ系列でそろえるとスマホ代が毎月割引されます。セット割とは、指定のスマホキャリアと回線を組み合わせたときに適用される割引のことです。

家族のスマホにも割引が効く場合があり、家族の人数が多いほど影響は大きくなります。どのキャリアならどの回線が安くなるかは、スマホセット割の早見表で確認できます。

格安SIMを使っている人はセット割の対象外になることが多く、その場合は回線そのものの安さで選ぶのが合理的です。逆に大手キャリアを使っているなら、セット割の有無で毎月の負担が大きく変わるため、このステップを飛ばして回線を選ぶのは損になります。

ステップ③:候補はどうやって1つに絞るのか

候補を絞る基準は「実質料金」です。実質料金とは、月額料金に工事費や事務手数料を足し、キャッシュバックや割引を引いて、契約期間で割った1ヶ月あたりの本当の負担額のことです。広告の月額料金だけで比べると、初期費用や特典の差で順位が逆転することがあります。

計算の仕組みは実質料金の計算式で詳しく解説しています。候補になる主要12サービスの全体像は光回線とホームルーターの全サービス一覧で1ページにまとまっています。自分で計算するのが面倒なら、住まいとスマホの条件を入れるだけで比較できる実質料金シミュレーターを使えば1分で候補が出ます。

ここで大事なのは、候補を1つに絞り切ることです。2〜3社で迷ったまま申し込みを先延ばしにするのが、一番よくある挫折パターンです。

ステップ④〜⑥:申し込みから使えるようになるまで

④ WEB申込

申し込みは店舗よりWEBが有利です。WEB限定のキャッシュバックや特典が多く、不要なオプションを勧められることもありません。公式サイトのフォームに住所・氏名・支払い方法を入力すれば、15分程度で完了します。

⑤ 開通工事(または端末受取)

光回線の場合、申し込み後に工事日の調整連絡が来ます。申し込みから開通までは2週間〜2ヶ月が一般的な目安で、3〜4月の引っ越しシーズンはさらに延びます。使い始めたい日が決まっているなら、1〜2ヶ月前には申し込んでおくのが安全です。

工事当日は1〜2時間の立ち会いが必要です。作業員が部屋の中に光ファイバーの線を引き込み、壁に小さな接続口を取り付けます。建物にすでに設備があるマンションでは、室内の簡単な作業だけで終わるケースもあります。

ホームルーターやモバイルWi-Fiなら工事は不要で、届いた端末の電源を入れればその日から使えます。

⑥ Wi-Fi設定

最後にルーターを設置します。ルーターとは、回線の信号をWi-Fiの電波に変換してスマホやパソコンにつなぐ機器のことです。ルーター本体に書かれたネットワーク名とパスワードをスマホで選んで入力すれば、設定は完了します。ここまでつながったインターネットが裏側でどう動いているのかに興味が湧いたら、技術解説メディアSEMI VISTAのあなたのメッセージは、小さく刻まれて世界の網を渡っていたが読み物として面白いはずです。

初心者がつまずきやすいのはどこか

最大の落とし穴は2つです。1つ目はオプションの付けすぎ。申し込み時に「キャッシュバックの条件」として複数のオプション加入を求められることがあります。条件になっていない不要なオプションは外し、必要だったものも初月で解約できるかを確認しておきます。

2つ目はキャッシュバックの受け取り忘れです。多くのキャッシュバックは「開通から数ヶ月後に届くメールから手続き」という形式で、期限を過ぎると1円も受け取れません。申し込んだその日に、スマホのカレンダーへ手続き時期を登録しておくのが確実です。失効しやすい条件のパターンはキャッシュバックの失効条件にまとめています。

この記事のまとめ

  • ネット契約は「住まい→スマホ→候補絞り→WEB申込→工事→Wi-Fi設定」の6ステップで完了する
  • 住まいの条件(持ち家/賃貸・工事可否)が選択肢を決めるので、最初に確認する
  • 候補は実質料金で比較し、1社に絞り切ってから申し込む
  • 申し込みはWEBが特典面で有利。開通までは2週間〜2ヶ月を見込む
  • オプションの付けすぎとキャッシュバックの受け取り忘れだけは申込当日に対策する