ワイモバイルのおうち割光セットは、スマホ1回線あたり月1,650円の割引です。ソフトバンク本体のおうち割(月1,100円)より550円大きく、2年間の割引総額は39,600円に達します。対象回線は光回線のソフトバンク光NURO光と、工事不要のSoftBank Airの3つで、ワイモバイルの光回線・自宅回線選びはこの3択から考えるのが最短ルートです。

ワイモバイルのおうち割はいくら安くなるのか

対象の自宅回線とセットにすると、ワイモバイルのスマホ料金から毎月1,650円が引かれます。対象はソフトバンク光・NURO光・SoftBank Airの3回線で、どれを選んでも割引額は同じ1,650円です。割引はネット側ではなくスマホ側に入る点が、他社のセット割と比べても分かりやすい特徴です。

1,650円×24カ月=39,600円。この金額は、回線同士の月額差を比較するうえで支配的です。たとえばマンションのソフトバンク光(4,180円)とNURO光(3,850円)の差は月330円にすぎませんが、おうち割の有無は月1,650円の差を生みます。つまり「どの回線が安いか」より先に「おうち割が適用できるか」を確認するのが正解です。

割引の具体的な条件と元が取れるラインはおうち割の条件と損益分岐で詳しく解説しています。

なぜ格安ブランドなのに割引が本体より大きいのか

ワイモバイルはソフトバンクが直接運営するサブブランドです。別会社の格安SIMではなく、ソフトバンク本体と同じ回線・同じ販売網を使う「第2ブランド」という位置づけになります。だからこそ、グループの光回線とまとめて契約する利用者を優遇できます。

ソフトバンクグループから見れば、ワイモバイルのスマホと系列の自宅回線をセットで持ってもらえば、通信もネットもグループ内で完結します。長く使い続けてもらえる利用者を確保するために、月額の安いワイモバイルにあえて本体の1,100円を上回る1,650円の割引を設定しているという構図です。

「格安ブランドだから割引も小さいはず」という直感は逆です。ソフトバンク本体からワイモバイルへの乗り換えを迷っている人は、ソフトバンクユーザーの3択もあわせて確認してください。

3つの対象回線はどう選び分けるのか

3回線の月額と特徴は次のとおりです。割引はスマホ側に入るため、「ネット月額−1,650円」を実質負担として比較します。

回線月額(税込)実質負担(割引考慮)特徴
ソフトバンク光マンション4,180円/戸建て5,720円2,530円/4,070円全国対応の標準回線
NURO光 2ギガ3,850円(2年契約)2,200円最大2Gbps。エリア限定
SoftBank Air5,368円3,718円工事不要で届いた日から使える

選び分けはシンプルです。NURO光のエリア内なら、月額が3回線で最も安く速度も最大2GbpsのNURO光が最有力です。エリア外なら全国どこでも契約できるソフトバンク光、回線工事ができない物件や引っ越しが多い人は工事不要のSoftBank Airを選びます。

39,600円の割引はどれくらい効くのか

月1,650円の割引は、回線間の実質月額の順位を入れ替える規模です。マンションのソフトバンク光は定価4,180円ですが、おうち割を考慮した実質負担は2,530円。割引のない他社回線が定価で月3,000円台前半だったとしても、実質負担では逆転します。定価の安さだけで回線を選ぶと、2年間で39,600円分の判断を誤ることになります。

さらに、おうち割は家族のワイモバイル回線にも1回線ずつ適用されます。家族3人がワイモバイルなら割引は月4,950円、2年間で118,800円です。家族の対象回線数が多いほど割引総額は倍増し、対象3回線以外をあえて選ぶ理由はなくなっていきます。

自分の住まいと契約条件での実質総額は実質料金シミュレーターで確認できます。住居タイプとスマホキャリアを選ぶだけで、24カ月の実質料金を回線ごとに比較できます。

適用前に確認すべき注意点は何か

おうち割光セットの適用には、指定オプションパックへの加入が条件です。回線を契約しただけでは割引は始まりません。申し込み時にオプションパックの内容と月額を必ず確認し、加入手続きまでセットで済ませてください。

もう1つの注意点は、割引が引かれるのはネット側ではなくスマホ側の請求だということです。光回線の請求書は定価のままで、ワイモバイルのスマホ料金から1,650円が引かれます。「ネットが安くなっていない」と感じても、確認すべきはスマホ請求の明細です。

また、割引は対象の家族回線ごとに申請が必要です。家族の誰か1人でも申し込み漏れがあると、その分の月1,650円を取り逃がします。契約時に家族全員分の適用をまとめて申請してください。

この記事のまとめ

  • ワイモバイルのおうち割光セットは月1,650円割引で、ソフトバンク本体の1,100円より550円大きい
  • 対象回線はソフトバンク光・NURO光・SoftBank Airの3つで、どれを選んでも割引額は同じ
  • NURO光エリア内ならNURO光(3,850円)、エリア外はソフトバンク光、工事不可ならSoftBank Air
  • 2年間の割引総額39,600円は実質月額の順位を入れ替える規模で、家族の回線数だけ倍増する
  • 適用には指定オプションパック加入が必須で、割引はスマホ側の請求から引かれる